半年前、彼が出て行った時、19歳にして人生に疲れてしまい食べ物が口に入らず本気で自殺をしようとロープと練炭を買ったぐらいまで追い込まれた。

 

それぐらい生きる事を放棄しそうになっていた。

 

死ぬ前に過去を振り返った時、小学校は3年程、中学は3ヶ月、高校だけはしっかり3年間通え専門学校に進学したが冬になった頃、突然病気が悪化した。


「ああ、学校にもロクに行けず友達も少なく病気にのまれた薄っぺらい人生だった」と思い腑けたと同時に「せめて半年だけがむしゃらに頑張って20を迎え何か変わるのか?生きたいと思えるのか?」と。

 

そしてそれから半年経ち20になった今、仕送り、家賃、水道、電気代の支払いが勝手に止まりさらに飼っていた犬が病気になり大金の手術費がいる事になり生活費が無く死にそうになってた時に訪れた店で過呼吸になりそれがきっかけで事情を知った上で「俺の下で働け」と受け入れてくれたオーナーの下で働いた。

 

彼と別れて食べれなくなっていた自分を心配し一緒にいてくれた友達が友達を紹介してくれて友達が増え居場所が出来た。


皆で旅行も行った。


過去に比べたら一番友達が多い時なんじゃないかと思う。

 


ただ未だ昔と変わらず苦しいばかりで生きたいと思えない。

 

家族関係が悪く愛着障害で元々見捨てられ不安が強かったが彼が突然いなくなってさらに見捨てられ不安が強くなってしまった。

 

突然どうなるか分からない事を知ってしまったから先の見えない未来が怖い。

 

友達もそのうちいなくなってしまうんじゃないかと根拠のない不安ばかり湧いてくる。

 

 

安心できる場所が欲しいと思う反面、安心できる場所を作ってしまうとまたいつか消えてしまうと頭の中で意見がごちゃごちゃし始める。

 

苦しい。誰か助けて欲しい。